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宮尾進氏の講演会=「日系社会の100年」=ブラジルを知る会

2005年10月18日(火)

 ブラジルを知る会(清水裕美代表)が主催する講演会シリーズ「海を越える人々」の第二回、サンパウロ人文研の宮尾進顧問による「日系社会の百年」が二十一日午前九時半から、国際交流基金多目的ホールで行われる。
 前回はデカセギ問題についてパネル・ディスカッションをやったが、今回は宮尾顧問が約二時間かけて笠戸丸以来の日本移民の軌跡を講演する。参加費は五レアルで、先着八十人。この講演会とセットで、二十八日にスザノ市の福博村移住地への見学旅行を計画しており、あわせて参加者を募っている。
 来社した清水代表は「ぜひこの企画は百周年まで続けたい」との意気込む。今月は年に一回の新入会員の受付け時期。入会資格は「女性に限る」「日本語の読み書きができる」「今後一年以上滞伯する予定があること」の三つ。同会では、この講演会の機会に活動内容を知ってもらいたいとしている。
 通常は月二回の勉強会を通してブラジルや南米全史など五科目を学習している。そのほか人文研への支援や、移民史料館での案内ボランティアなどもする。
 詳細問い合わせや申し込みは清水(11・9339・7002)、仲口(11・3289・3184)まで。

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