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大耳小耳

2005年11月4日(金)

 このほど日本政府の叙勲を受けた西部アマゾン日伯協会の村山惟元会長。マナウス総領事館での勤務は三十三年間の長きにわたったが、最初のきっかけは、海協連在職当時のベレン領事から「マナウスに総領事館ができたから仕事しろ」と勧められたからだとか。記録映画「アマゾンの読経」(製作・岡村淳氏)の主人公、藤川辰雄・元海協連事務局長がアマゾンで消息を絶ったときには、現地まで担当者を送っていった。在職中には日本人旅行者が殺害されるといった悲しい出来事もあったという。
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 日本人経営のコンピューター教室がこのほど、中高年を対象に生徒を募集したところ、希望者がどっと押し寄せた。それまで生徒数の確保に悩んでいたので、経営者自身が反響の大きさに驚いている。「『若い世代に交じって、授業を受けるのは恥ずかしい』と考えているのでしょう」。最も学習したい内容はワード。日本語で報告書を作成したり、Eメールで日本の親戚とやりとりをしたいという。
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 一、二、四等の当選が売れ残りの中にあったという憩の園のリッファ。昨年より配布数を減らしていたが、六割しか売れなかったためこんなことに。配布先から売れずに戻ってくるものが多かったようだ。「こんなことは初めて。何か対策を考えるので懲りずに協力してください」と関係者。

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