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なくてはならぬ存在=レジストロ日系カトリック=婦人会50周年祝う

2005年11月17日(木)

 レジストロ日系カトリック婦人会(沖山マリア会長)創立五十周年記念ミサが、十月二十三日午前七時半から、市内の教会で行われた。ミゲル・レイノー神父が日本語で進行、ジョゼ・ルイス・ベルタニャ司教、フェルナンド・ロドン・ド・パヴォン神父、マシエル・テイシェイラ神父も参加した。
 ミサのあと、サロン・パロキアルで祝賀会が行われた。婦人会を代表して、清丸米子さんが、会の五十年の歩みをのべた。長年、レジストロ日系カトリック信徒のために尽くしたミゲル神父のあいさつ、野田クリスチーナ伝道婦の祝辞のあと乾杯、お祝いの昼食会にうつった。
 同婦人会の会員は現在三十人。三十年以上にわたって、レジストロの身寄りのない高齢者を受け入れている老人ホームを所有。最終金曜日に神父とともに訪れ、ミサを行う。また、毎月、最終木曜日には経済的に恵まれないこどもたちのために「ソポン」をつくって食べさせる。慈善バザーを催してその利益全部を市内の慈善団体に寄付している。
 すし祭りや灯籠流しをはじめ、数々の文協行事に参加、協力、当地にはなくてはならない存在である。(金子国栄さん通信)

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