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日伯21世紀協議会=リオ市できょう明日=EPAやエタノール交渉

2005年11月24日(木)


 日本の総選挙の影響で開催が延期されていた日伯二十一世紀協議会の第一回会合が二十四、二十五両日、リオ市で開催される。
 同協議会は、二〇〇八年の「日伯交流年」を機会に文化、経済、教育など各分野で両国交流を進めることを目的に両国の有識者が意見を交換するもの。小泉総理、ルーラ大統領の合意を受け、今年五月に発足した。来年八月までに提言をまとめ、両国首脳に提出することになっている。
 両国の協議会メンバーは各五人。今回、日本側からは河村建夫座長(衆議院議員)をはじめ岡本巖(国際協力銀行元理事)、鈴木勝也(元駐ブラジル大使)、堀坂浩太郎(上智大学教授)の四氏が出席する。
 第一回目の今会合では、両国のメンバーが意見を出し合い、提言の大枠を作る作業が中心になると見られる。ブラジル側関係者によれば、ブラジル側からは日伯両国のEPA(経済連携協定)交渉やエタノールの対日輸出など経済産業分野のほか、教育分野などについて提案される見通しだ。

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