ホーム | 日系社会ニュース | 青年がついた餅=正月用にも評判

青年がついた餅=正月用にも評判

2005年11月24日(木)



 北海道協会青年部、ひぐま会(高橋マルコス会長)は二十七日午前十一時から、恒例の「餅つき祭り」を同会館(ヴィラ・マリアーナ区ジョアキン・タボラ街605)で開催する。
 今年十四回目となるこの祭りは、正月用の餅を買い込む人で毎年賑わい、昨年は二百人以上が来場。水をあまり混ぜず、青年の力でついた餅は、歯ごたえがあっておいしいと定評がある。
 お雑煮、お汁粉をはじめ、網で焼いた餅、きな粉や納豆餅などメニューはたくさん。それぞれ三・五レアルから。シュラスコや飲み物も販売される。
 「毎年売切れてしまうけど、手でついているので三百キロが限界」と高橋会長。日曜日に行われる祭りのために、金曜の夜からつき始めるという。
 もちろん当日はつきたてのやわらかい餅がその場で食べられ、昼にはヨサコイ・ソーランやビンゴの余興もある。「餅を食べながら楽しく過ごしてください」と同会の石原明子さん。
 手伝いには東北六県を中心とした他県人会の青年部も集まる。ひぐま会は積極的に活動しており、十二月には同じように複数の県人会青年部合同の忘年会を主催するという。
 餅つき祭りは午後四時まで。入場無料。

image_print