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伯響祭、4回目=三味線など8団体も参加

2005年12月01日(木)

 日系三世のプロの和太鼓奏者、木下節生さんが主催する「第四回伯響祭」が一、二日(金)の午後七時半開場、八時半からテアトロ・ガゼッタ(パウリスタ大通り九百番)で開催される。今回は太鼓だけではなく、横笛、三味線、琴などもあわせ八団体が参加。プロの太鼓グループ「和太鼓生(しょう)」も出演する。
 当日は響楽座(サン・ベルナルド・ド・カンポ市)、海藤三味太鼓(タウバテ市)、丹下セツ子太鼓道場(サンパウロ市)、琴の北原民江さんらが出場。木下さんが開いたボランティアグループ、木下節生太鼓グループも参加する。木下さんは一九九五年、日本に渡り奈良県のプログループ「和太鼓倭(やまと)」で練習をつみ、サンパウロ市で同教室を一九九九年に開設した。当日はその生徒約六十人らの太鼓も披露される。
 来社した岩本光恵さんは「今までは日系社会にだけ向いていたけどこれからはブラジル社会に向けて太鼓をもっと紹介していきたい」と抱負を語った。また、今回から同祭のDVDを作成しサンパウロ市内図書館や文化会館に配布する予定だ。
 入場券は二十レアル。学生と六十五歳以上は十レアル。また、両日入場者は二枚で三十レアル。購入はガゼッタ事務局まで。問い合わせ電話は11・3089・6999(午後二時から五時まで)。当日販売もある。

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