昔ならした「のど」披露＝パラナ＝ベテラーノの歌謡大会

2005年12月07日（水）

　第二十四回パラナ・ベテラーノ歌謡大会が、去る十一月六日、グァピラマ市（ジョアキン・ターボラ市から十四キロ）の日伯協会会館で催された。全伯大会の予選を兼ねており、二百五十九人が出場、熱唱した。パラナ運動連盟の〇五年最後を飾るイベントだった。パラナ文化運動連盟と日伯文化連合会の共催、グァピラマ日伯協会の実行。アセル（ロンドリーナ）が団体優勝を果たした。
　大田孝三日伯協会会長、澄沢誠一同カラオケ部長はじめ、地元協会会員が周到に大会準備。音響は１０００ＴＯＮ社が担当し、歌手聴衆から高い評価を得た。審査委員長は折笠力巳知さん、歌唱力、マナー、歌詞など数項目にわたり、厳正な審査を行った。司会は、平田ニコラウさんがつとめた。
　入賞は、団体一位アセル（ロンドリーナ）、二位アセマ（マリンガ）、三位ルビアセ（ロンドリーナ）。個人の部は、ベテラーノＡ金賞の一位が福嶋ソニアさん（パラナバイ）。十六カテゴリア中十カテゴリアを女性が占めた。 （中川芳則通信員）