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日語教師の悩み解決を=首都でスキルアップ講座

2005年12月27日(火)

 【ブラジリア支局】今年外務大臣表彰を受けるなど、ブラジル中西部における日本語の教育、普及に卓越した成果を上げているブラジリア日本語普及協会(三分一貴美子理事長)は、今年も三年目となる二〇〇五年度後半期の日本語教師を対象にした”教師の悩み解決”というテーマで、去る十六日から十八日まで、三日間のスキルアップ講座をブラジリア・モデル校で開催した。
 講師は三分一理事長、矢田正江副理事、それにブラジリア連邦大学で教鞭をとっている上甲アリセ、中山遥両氏がつとめた。参加した教師も約三十名と盛況で、井橋シニアも素晴らしい内容のある講座だったという総括を行った。
 近年、生徒数も増加の傾向にあり、現在各日本語学校の生徒の合計総数は約五百五十名、参加教師たちの週末を返上しての熱意と使命感に、益々の発展が期待される。
 ブラジリア連邦大学では約二百名の生徒が日本語を勉強しており、もちろん非日系人の数が圧倒的に多く、この数はサンパウロ大学を凌ぐブラジル一の生徒数だという。
 人気の理由を聞いてみると、素晴らしい日本のアニメや漫画の影響も大きいのではないか、という話だった。

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