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「裸の子は神の使い」=ブラジルの初場所=聖南西すもう大会

2006年1月25日(水)

 〃ブラジルの初場所〃第二十八回聖南西すもう選手権大会(幼少年準青年)が二十九日午前八時から、オザスコ市のACENBO会館で行われる。
 出場するのは百二十人以上の男女選手で、優勝者はパウリスタ選手権大会への出場権が得られる。今回は特別にスダメリス銀行からトロフィー七十個の寄贈をうけた。サンパウロ援護協会は救急車と医師や看護婦チームを当日派遣し、体調を崩した選手らの手当てに回る。
 二十三日に来社した聖南西文化スポーツ連合会の大滝多喜夫すもう部長は、「取り組み前には、神道にのっとった土俵祭りをやって清める。裸の子どもは神様の使いだと思ってやっています」とその精神を説明した。
 高清オザスコ文協名誉会長も、「すもうの選手は礼儀作法やシツケがしっかりしている。日本文化普及にふさわしい」と三十年以上もすもう後援会長を務める理由を語った。「ぜひ、みなさん応援に来てください」。(会場住所=Rua Acenbo,100 -Jd.Umuarama -Osasco -SP)

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