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第3回農業技術展=最新技術をグアタパラで

2006年2月23日(木)

 農業関係者の技術向上と発展を目的に行われている「第三回農業技術展」が三月三、四の両日、午前七時から、グアタパラ農業技術普及交流センターで開かれる。COPLANAとJATAKの共催。州政府や二十近い企業が後援している。
 肥料や農薬など十二の農業関係企業が出展しており、最新の技術を用いて試験栽培した大豆やとうもろこしなどが見どころ。
 なお、JATAKは納豆、味噌、豆腐など大豆を用いた日本の加工食品を紹介する。
 通算五年をかけ、現地で研究を重ねている同センター農業技術研究部の牛腸英夫技術部長によれば、今回は南米産大豆の新種を取り上げるという。
 「オーロラなどはすでに日本食材に加工できることが実証されており、大豆の高タンパクや健康面の利点を理解してもらえれば」と話し、独自の研究成果の紹介として、栄養価の高さなどの数値などをパネルでアピールする考えだ。
 詳しくは同センター(電話=16・3973・1006)まで。

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