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邦楽に夢中の若者も出演=2日=筝演奏会2部構成で

2006年3月28日(火)

 第十五回筝演奏会(正派ブラジル筝の会)が四月二日午後二時から、サンパウロ市リベルダーデ区サンジョアキン街381番の文協小講堂で開かれる。入場無料。
 演奏会は二部構成。曲目はチューリップ・七つの子、山里の春、アニメ「となりのトトロ」の挿入曲といった、童謡、民謡、古典ものなど盛りだくさん。尺八琴古流家元の石見梅旭氏(ブラジル日本音楽協会会長)の特別出演も予定されている。
 二十三日午前に来社した関係者によると、最近非日系人を含め、日本の伝統芸能に関心を持つ青年が増えているという。
 サンパウロ大学薬学部学生の西川光則さん(三世、18)は三味線、琴を演奏。太鼓(木下節生太鼓教室)もたたく。受験勉強中も、親に隠れて練習を重ねるほど夢中になっている。「日本の芸能に関心を持ったのは祖父の影響。世代が進んでも、日本文化を保存していきたい」と目を輝かせる。
 問い合わせ電話番号=11・3726・1318(キタハラ)、2577・5510(フクシマ)、9217・0250(キヨミ)。

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