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西本願寺総会=来年は門主が来伯巡業=渡辺総長「意義あるものに」

2006年3月31日(金)

 浄土真宗本派本願寺南米教団(渡辺博文総長)の定期総会が二月十六日、同ブラジル別院(サンパウロ市シャングア街108番)で開催された。来年五月に予定される即如門主の来伯、巡業について、渡辺総長は「門信徒と僧侶が一丸となって、このご巡業を意義あるものに」と呼びかけた。
 当日は各地の寺院から門信徒代表二人、仏教会から一人、開教使、開教使補、法務使などが集まった。昨年の事業報告や今年の計画を話しあい、承認した。今年は「各寺院・仏教会による会員名簿の作成ならびに本部への提出」「各寺院・仏教会による発行物作成(寺報・会報・行事予定表)」を実施することになった。
 〇七年五月の「即如ご門主第四次ご巡業」では、「日本移民百周年先亡者追悼法要」のほかに、第四回門信徒大会、トメアス本願寺での追悼法要、帰敬式・得度式を予定している。
 総会に先立ち、開教使勤続四十年をねぎらう表彰が行われた。岡山知浄開教使(リンス本願寺)、梶原義人開教使(サントアンドレ分院)、清水円了開教使(モジ本願寺)、松峯慈晄開教使(本部・別院)の四人には総長から表彰状が手渡された。

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