ホーム | 日系社会ニュース | 中林開教師補殺害される=アダマンチーナ=怨みによる犯行か

中林開教師補殺害される=アダマンチーナ=怨みによる犯行か

2006年4月14日(金)

 九日午前、アダマンチーナ本願寺教会の開教師補、中林安城さん(90)が殺害されていたことが分かった。容疑者はすでに身柄を拘束されている。
 中林さんは、教会内の居間で死亡している所を発見された。全身の打撲がひどく、死因は刺傷による失血死。
 拘束された容疑者は以前に同教会で強盗を働き、中林さんの通報で逮捕されていることから、怨恨による犯行と見られている。
 中林さんをよく知る本願寺関係者は、「九十歳を超えても元気で熱心な先生だった」とその人柄を偲んだ。
 葬儀は十日午前、家族が居住するカンピーナス市で営まれ、同市墓地に埋葬された。

image_print