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東西南北

2006年5月9日(火)

 ブラジル弁護士会(OAB)は八日、全国大会でフェラス理事によるルーラ大統領弾劾要請を賛成七、反対二十五票で却下した。裏金を調達した組織の最高責任者は大統領であることは明らかと同理事はみなしたが、反対者はCPIが大統領の責任を到底ないこと、弾劾を求める世論が起こっていないことを理由に挙げた。
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 サンパウロ州知事選へのPT候補を決める投票が七日に実施され、八日朝開票率九五・五%の段階で、メルカダンテ上議が五二・四%を得票、マルタ元サンパウロ市長(四七・六%)を抑えて当確の見込み。
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 メイレーレス中銀総裁は七日までにワシントンで外国の金融当局者らにマンテガ財務相を快く思わないと漏らした。中銀と財務省の協調は中銀が金利引き下げを継続するか否かにかかると同相が発言したためとみられる。記者団に対しては、同相の発言は両機関の関係に影響しないと総裁はコメント。
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 軍警は七日朝、サンパウロ市南部パレリェレロス区の小屋に誘拐・監禁されていた女性教師(43)を五日ぶりに解放。
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 携帯電話が爆破事故を起こさないための注意事項。一、使用説明書をよく読み、充電に必要な時間を確かめる。必要以上の時間またはひんぱんに充電をしない。二、充電器は指定のものを使う。三、複数の電気機器を使用しているコンセントで充電をしない。四、携帯電話を入浴中、浴室に置かない。湿気で受話器の中でショートを起こす。五、ポケットに入れて台所仕事や電子レンジの側におくのも危険という。メーカーは使用方法にとくに触れない、購入者は使用書をほとんど読まないのが難点とされる。

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