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東西南北

 前回の自国開催から早いものでもう4年。本日からサッカーのW杯がはじまるが、その直前にサンパウロ州地裁は、サンパウロ市議会が通過させていた、大きな音を出す花火の使用などを禁止する法案を差し止める暫定令を出した。この法案そのものが通過したのは5月で、法案が有効となるのは90日後なので「W杯が終わってから施行」とも見られていたが、ここで差し止めることにより、改めてこの法案が今回のW杯には影響しないことが明らかになった。セレソンの得点や勝利の瞬間に花火がないと寂しく思えるものだが、心配することはなくなった。むしろ、今回くらい事前の盛り上がりに欠けると、花火はむしろあった方が良いか。
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 2017年以降のサンパウロ市市政において、ジョアン・ドリア前市長及びブルーノ・コーヴァス現市長がバス専用道に割いた予算が、8億7400万レアル削減されたという。今年1月から5月に関して言えば、新しいバス道の建設には500万レアルしか使っていないという。その分の予算は別の事業に回されており、その一部にインテルラゴス・サーキットの改修費などがあるという。「F1開催のために必要だ」と市は説明しているが、市民にはどちらが必要?
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 このところ温暖な日が続いていたサンパウロ市だが、寒冷前線到達と共に、13日からまた肌寒い気温になっている。予報だと、次の日曜の17日くらいまでは天気がグズつき、最低気温が13度くらいの日が続くとか。季節柄、降ってもたいした降水量にはならないが、水系の水位も安心できない状況でもあり、少しでも雨がほしいところだ。

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