ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2006年5月26日(金)

 ヴァレーリオ氏から三七〇万レアルの裏金を受け取った疑いのあったゴメス下議(進歩党=PP)が二十四日、下院本会議で議員件はく奪を免れた。はく奪審議はジャネーネ下議(PP)を残すのみ。
     ◎
 年金生活者の女性(70)が二十三日夜、サンパウロ市南部サントアマーロ通りに面した自宅マンションで絞殺体となって発見された。ビンゴで知り合ったとみられる女性と被害者が二十日午後に自宅に戻るシーンが、監視カメラで撮影されている。
     ◎
 銃器密売CPIはPCCのボス、マルコーラの証言を六月六日か七日にサンパウロ市バラフンダ裁判所で聴くことを決定。
     ◎
 PCC襲撃事件について全国二五八市の六〇〇〇人を対象に実施されたダッタフォーリャの調査で、八三%が今後サンパウロ市には住みたくないと回答(住みたいは一一%)。また四九%が死刑の導入に賛成、反対は四五%。
     ◎
 昨年のDVD、CDの販売枚数は五二九〇万枚と〇四年比二〇%の減少。それでもブラジル市場の規模は世界十位。
     ◎
 ブラジル生まれの中型ピックアップS一〇が、GMサンカエターノ・ド・スル工場で設計中。GM本社がブラジル支社を新型ピックアップの設計工場に指定したのは、ブラジルが世界の自動車五大生産基地の一つとして、技術とデザインを認めたことになる。新型車はフロアと固定パネル、サスペンション、空調に工夫を凝らしている。小型車は韓国が受け持ち、中型車はブラジル。現在の技術スタッフ六五〇人は一二〇〇人に増員される。伯市場向け自動車の設計も今後ブラジルで行う。

image_print