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錦鯉品評会が誘う=会場変更ペドローゾ街で

2006年5月27日(土)

 全日本愛鱗会ブラジル支部(ジョゼ・ファビオ・デ・モウラ会長)は六月二、三、四日、ベラビスタ区ペドローゾ街229番地で「第二十六回錦鯉品評会」を開く。
 全伯各地から出品される錦鯉の色や模様、体形の美しさを競う品評会。十五センチメートルからの体長別部門、ジャンボ(七十五センチメートル以上)部門で、それぞれ優勝と準優勝の鯉が選ばれる。ほかにも若鯉賞、純日本的錦鯉賞、全日本愛鱗会創立者の故黒木健夫氏の名を冠した黒木健夫賞、総合優勝があり、受賞者にはトロフィーの代わりに陶器で作られた錦鯉が授与される。
 開催にあたり日本から、審査員として全日本愛鱗会公認審査員の杉原侃一氏と山田豊昭氏が二日に来伯する。
 二日に審査が行なわれ、錦鯉の一般公開は、三、四日の二日間。三日は正午から午後五時、四日は午前十時から午後五時まで。入場料は二レアル。六十五歳以上は無料。
 同品評会は、最初の二回を除き、サンパウロ市ラッパ区のアグア・ブランカ公園やイビラプエラ公園の日本館で実施されてきた。昨年は五千人が来場した。今年は高齢の来場者などの便利を考え、地下鉄サンジョアキン駅に近い場所で開くことが決まった。
 来社したカルロス・N・S・シリーロ副会長は「日本文化の一部として日本庭園。日本庭園には錦鯉は欠かせないもの。泳ぐ宝石、錦鯉をぜひ多くの方々に知って頂きたい」と来場を呼びかけた。

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