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東西南北

2006年5月30日(火)

 一次投票での再選の可能性が出てきたルーラ大統領は、州レベルの犠牲を覚悟で、ブラジル民主運動党(PMDB)との連立を最優先事項とみなし、同党に副大統領の席を用意した。二十九日にはクエルシア元サンパウロ州知事と会合を予定。
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 サンパウロ州検察局は二十六日、ピッタ元サンパウロ市長がカイマン島に送っていた一〇〇万ドルをブラジルに返還させたと発表した。元市長は同市南部のアグア・エスプライアーダ通りの建設工事にからみ七億九六〇〇万レアルを横流しするなど、タックスヘブンに六〇〇〇万ドルを送金したと検事らはみている。
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 サントス銀行の元頭取だったエデマール・C・フェレイラ容疑者が二十六日、絵画資産の隠ぺいとカリブ海アンチル島にあった不正金融取引の証拠隠滅で逮捕された。身柄はモルンビーの豪邸から二メートル四方の鳥かごのような連警留置所へ移送。ベッドと便座を置いたら、身動きもできない息も詰まるようなところ。人身保護令の適用による仮釈放を申請したが、サンパウロ市連邦地裁の判決待ち。絵画の隠ぺいは民事だが、証拠隠滅では係官に対して政府高官の人脈による威嚇を示唆し、心証を害したらしい。
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 スイスのヴェッギスで合宿する伯代表の練習グランドに熱狂した女性ファンが乱入、一人はロナウジーニョ・ガウーショを押し倒し「夢を実現した」とご満悦。
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 PCC襲撃事件後、コンドミーニオ・フェシャード(壁で囲まれた一戸建て住宅地)の人気が上昇、サンパウロ市北西三〇キロのアルファヴィレでは問い合わせが倍増した。また、防弾を強化した自動車も注文が倍にはねあがっているという。

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