ホーム | 日系社会ニュース | 80周年迎える第2アリアンサ=ミランドポリス=7月22日に記念式典=鳥取からも慶祝団が来伯=会館拡張や記念誌配布も

80周年迎える第2アリアンサ=ミランドポリス=7月22日に記念式典=鳥取からも慶祝団が来伯=会館拡張や記念誌配布も

2006年6月14日(水)

 ミランドポリスの第二アリアンサ移住地(鳥取村=佐藤勲会長)が今年、創設八十周年を迎える。五年ごとに記念式典を実施しているアリアンサ移住地。現在、記念事業として会館の拡張工事が進んでいる。節目の年にあわせ、創設から現在まで移住地との関わりを続ける鳥取県からも慶祝団が来伯。二十二日に記念式典が開かれる。サンパウロからもアリアンサ郷友会、鳥取県人会などから慶祝訪問団が同地を訪れる。
 二十二日の記念式典は午前九時から午後四時まで。慰霊法要に続き、記念式典、交歓会などが行われる。
 会場となる会館には、往時の写真や農機具が展示され、日本語学校生徒らが踊りや歌を猛特訓しており、祝典に華をそえる。
 夜にはユバ・バレエの公演。翌日には記念の運動会が開かれる。
 移住地では現在、記念事業として会館拡張工事を現在進めている。縦横十六メートルずつの広さの屋根を設置しており、雨が降っても行事が滞りなく行われるようにする。佐藤会長は「当日、落成式ができるよう急ピッチで作業してます」という。
 さらに、元アリアンサ住民約二十人から経験談や回想を寄せてもらっており、当日には五十頁ていどの冊子として協力者などに配布する予定。「これを元に八十五周年に向けて、もっと良い記念誌にしていきたい」と佐藤会長。
 節目の年にあわせ、移住地創設にかかわった鳥取県からは、県庁、議会から約二十人の慶祝団が同地を訪れる。郷友会の慶祝訪問団はバス二台、八十人程度になる見通しだ。

image_print