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太鼓の全伯大会=7月8日40チーム参加見込む

2006年6月20日(火)

 ブラジル太鼓協会(矢野ペドロ会長)は、このほど新役員を発表、七月八日、アニエンビー大会議場で第三回全伯太鼓選手権大会を開催することを明らかにした。全伯大会は、いま参加申し込みを受付中で、四十チーム余りの参加が見込まれる。会場は二千五百人の収容が可能。優勝チームは、来年三月京都で開催される第九回日本太鼓ジュニアコンクールへ出場の予定だ。
 一方、矢野会長は十四日、去る三月松本市で開かれた第八回日本太鼓ジュニアコンクールに参加したアチバイア・チームの実績報告を行った。参加は(財)日本太鼓連盟、日本財団の支援・助成で実現した。コンクールには日本国内から四十一チームとアチバイアを含む特別参加の二チームが演奏をした。アチバイアチームは、日本の技術の高さ、礼儀など多くを学んだ。また、あしなが学園(長野県岡谷市)、日伯学園(群馬県大泉町)で交流演奏を行った。見学は、東京デズニーランド、歌舞伎、東京タワーなど。
 矢野会長は「日本で、ブラジルのこどもたちに応対してくれた団体役員の人たちは、まるで子に接する親同様だった。実に親切にしていただいた」と感激していた。協会は、〇八年の移民百年祭で「千人合同演奏」をすべく、着々準備をすすめている。
 〇六年~〇七年新役員は、顧問=上原幸啓、小松雹玄、西徹、西谷博、宗友夫、名誉会長=渡部一誠、特別理事=塩見和子、小口大八、会長=矢野ペドロ、副会長=野田マリオ、日野孝徳、安永修道、吉井篤、島田謙二、木下忠男、堤正昭、総務長=行徳直幸、会計=伊藤アルリンド、高数義、書記=中野幸子、清水サチロ、田村康弘、監査役=名城アルベルト、和田広一、青木実。

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