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日系社会とブラジルに感謝=矢崎さん在伯十周年コンサート

2006年6月22日(木)

 サンパウロ市在住のピアニスト、矢崎愛さんの「在伯十周年記念コンサート」が二十五日午後三時から、デコ画廊(Rua dos Franceses,153)で開かれる。
 一九九六年六月にブラジルへ渡った矢崎さんは、ミランドポリスのユバ農場に滞在後、サンパウロ州立ULM音楽学校でブラジル音楽を学んだ。現在は、自身が主宰するバンド「ジェレイア・ジェラウ」でのライブ活動を中心に、中平マリコ、渡辺真知子など日本から訪れる歌手の伴奏も務めている。
 在伯十年を記念した今回のコンサートでは、草村芳哉(サックス)、エドゥ・マウタ(ベース)、ジガン(パーカッション)とともに、矢崎さんのオリジナル曲や、日本の童謡をブラジル音楽にアレンジしたもの、ボサノバなどを演奏する。
 「日系移民百年の十分の一にあたる十年間、この地で活動してこれたのも、日系社会と日系の人たちのおかげ」と語る矢崎さん。「日系社会と、ブラジルという懐の深い国への感謝を込めて演奏します」と来場を呼びかけている。
 入場無料。問い合わせは電話11・9164・4620または3271・8349(矢崎さん)まで。

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