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大耳小耳

2006年6月23日(金)

 五月の中川昭一農林水産大臣来伯に続いて、今月末には竹中平蔵総務大臣がくる予定。大臣の出身県、和歌山県人会の木原好規会長は「県人一同、ご来伯されるのを心待ちにしています。県人会あげて歓迎いたします」と期待している。先の中川大臣の時は北海道協会で歓迎昼食会が開かれたが、今回はまだサンパウロ市に寄るか日程がはっきりしていない。どうせ来るなら、日系社会との交流を期待するのが人情。それにしても小泉首相の来伯以来、両国のトップ交流はすさまじい勢いだ。
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 去る二十一日、百周年記念協会祭典委員会の関係者が、アニェンビーのサンボードロモを視察した。ちょうど二年後の二〇〇八年六月二十一日は、同じ場所で日本移民百周年記念式典が開かれる日だ。「ぴったり二年前の同じ時間に、会場で当日の感覚を探りにいく」と同関係者。あと二年を切ったか、と実感。
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 群馬県大泉町にまたサンバがよみがえる。地元の唄「大泉小唄」をアレンジした和製サンバだそうだ。町内の水泳教室のインストラクター(技術指導員)が振り付けし、地元の西邑楽高校吹奏部が演奏している。意匠の準備も着々。来年春に発表の段取りとか。町政がかわれば、以前全国的に知られていたサンバのデスフィーレも復活か。

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