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農業の山本喜誉司賞=7月末まで応募を受付

2006年6月27日(火)

 農業分野の貢献者に贈られる山本喜誉司賞の選考委員会で現在、今年度同賞の応募を受け付けている。当初は六月三十日が応募の締め切りだったが、七月三十一日に延期された。杓田美代子・同委員会委員長、馬場光男JATAK所長、選考委員の藤井剛三氏が来社、応募を呼びかけた。
 文協初代会長で農学博士の故・山本喜誉司氏の名を冠した同賞は、今年で創設四十一年。昨年までに受賞した農業者は百四人に上る。
 山本氏が農業技術者の育成を目的に設立した日系農業技術者研究会(ABETA)が創設。九年ほど前から文協が選考、授賞を担当してきたが、昨年から日系農業団体による選考委員会が受賞者選考にあたっている。
 選考委員所属団体は、ブラジル日本文化協会、JATAK、農拓協、農業技術者協会(ABETA)、南伯グランデサンパウロ産業組合、コチア青年連絡協議会、ADESC、モジ文協、東京農大会、サンパウロ蘭協会(AOSP)、東山農場実習生OB会。
 選考基準は、「品種改良」「技術革新等の農業専門分野での功績」「農業分野へのあらゆる社会的貢献度」のいずれかに該当し、地域から推された人。二団体以上の推薦状が必要。自薦、他薦は問わない。
 書面にしたものを直接持参するか、郵送または電子メールで申し込む。応募先はブラジル日本文化協会の山本喜誉司賞選考委員会。住所はRua Sao Joaquim,381,Liberdade,Sao Paulo、電話=11・3208・1755、Fax=11・3208・5519、電子メール=bunkyousp@bunkyo.org.br
 十月終わりに受賞者を発表。授賞式は十一月二十四日に行われる予定。
 問い合わせは文協まで。

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