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東西南北

2006年9月1日付け

 ルーラ大統領は三十一日、教育をテーマとする会議で、「我々は(公約の)すべてを実現するとは限らないが、それは努力や誠意が足りないからでなく、地球外の要因が実現を妨げるためだ」と気宇壮大な弁解をしつつも、二〇〇二年大統領選の公約実現への努力を惜しまないと再び公約。
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 アラゴアス州から上院議員に立候補したコロール元大統領は三十一日、「大統領選挙ではルーラ氏に投票する。北東部出身で、我々の抱える問題を理解し、迅速に対応できるからだ。アウキミン氏はエリート代表で、北東部の現実とは程遠い。人々は宇宙人とみなすだろう」と地元ニュース社のインタビューで公言。
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 PCCのボス、マルコーラを始めメンバーらの弁護活動を行った女性弁護士の自宅(サンパウロ州アララクアラ市)が三十一日未明、複数の人物に襲撃され、家の前で爆発があった。事件当時家には妹がいたが、けがはなかった。妹は姉への報復とみている。弁護士は六日に銃器密売CPIで証言を行う予定。
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 サンパウロ州交通局はサンパウロ市東部で交通違反の罰金を無効にするため、公文書を偽造していた男を告発。男は罰金の二〇%を手数料としていた。
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 五カ月前にサンパウロ市内で試験導入されたゾナ・アズル(駐車チケット)の新システムが利用者の不評を買っている。このシステムは利用者がクレジット購入と同時にナンバーを登録、交通技術公社(CET)職員が駐車中の自動車のナンバーを携帯パソコンに入力し、クレジットを確認するもの。回線に問題があり登録がスムーズにいかないという。一日にはさらに市内九カ所で同システムが導入される。

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