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職業人研究で訪日研修=国際ロータリーから4人

2006年10月18日付け

 国際ロータリー財団四四三〇地区(パウロ・E・B・フォンセッカ会長)の職業人研究グループ交換プログラムで、二十八日からの約四十日間、四人の研究生が日本で研修を行う。それぞれ日本の家庭にホームステイをしながら、静岡、山梨で各専門の研究交流活動をする予定だ。
 訪日するのはミリアン・ムツミ・ニシヤマさん、マルガレッチ・C・トバさんの日系人二人と、レナッタ・P・カルヴァーリョさんとマリ・R・M・ザパタさん。
 歯科医のマリさんは「日本でライフスタイルや文化の違いを含めていろいろ見てきたい」。レナッタさんは「コンピューターのソフト開発会社をのぞきたい」と話しながら、ゴミのリサイクルシステムにも関心を示していた。
 四人は三カ月前からブラジルを紹介するための発表を準備。流暢な日本語を話すミリアンさんを筆頭にして、日本語での自己紹介を練習している。
 リベルダーデ・ロータリークラブの阿部義光さんは「日本で友達の輪を広げて、今後の研究に活かしてもらえれば」と期待を込めた。同プログラムにはアクリマソン・ロータリークラブの中村進前会長が引率し、取りまとめに安部さん、大西貞夫さんらが尽力している。

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