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美しい山形を知って=民謡コンクール出場受付け中=山形県人会

2006年10月26日付け

 ブラジル山形県人会(荒木克弥会長)が主催する「第三回山形民謡コンクール」が十一月十五日午前九時からブラジル宮城県人会館(ファグンデス街152番)で開かれる。ブラジル日本民謡協会、ブラジル郷土民謡協会、ブラジル日本民謡同志協会、江差追分会ブラジル支部が後援。同会で現在、出場者を募集している。
 「山形の民謡」をブラジルの民謡愛好者が唄う同コンクール。昨年は約百人が出場した。今年も同程度の参加が見込まれており、九十歳以上の「寿の部」から九歳までの「幼少の部」まで八つのカテゴリアに分かれて喉を競う。
 出場者は、「庄内おばこ」や「最上川舟唄」など代表的な山形民謡三十六曲から選曲する(詳細は同県人会)。これ以外にも山形の民謡と分かれば受け付けるという。コンクールは午後四時頃まで。
 開催にあたり、山形県出身の造型作家、豊田豊さんが、優勝トロフィーを製作、寄贈する。同地の名産である「こけし」をイメージしたもので、現在製作中。持ち回りのほかに取り切りのトロフィーも用意され、優勝者に贈られる。
 荒木会長と豊田さん、国井精副会長が案内のため来社。荒木会長は「この大会を通じて美しい山形県を知ってほしい。はりきってご参加ください」と呼びかけた。
 出演料は十五レアル。参加者の上限は百二十人程度、先着順に受付け。コンクール当日も出場可能。問い合わせは山形県人会(電話11・3208・8781)または担当の篠原さん(11・9894・3566)まで。

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