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初めての土俵が完成=レジストロ=灯篭流しで奉納相撲

2006年11月1日付け

 レジストロで現在、同地で初めてとなる常設土俵の建設が進んでいる。完成記念の奉納相撲大会(レジストロ日伯文化協会主催、ブラジル相撲連盟後援)が二日午後一時から行われる。
 「九十年の歴史を持つレジストロに、相撲がないのは寂しいじゃないか」。土俵の建設は、文協役員らの提案により始まった。
 設置されるのは、リベイラ川岸に立つ鳥居のそば。十メートル四方の屋根と、八百人が座れる観覧席。トラック七台分の土が盛られ、土俵が完成する。
 レジストロで相撲大会が開催されるのは今回が初めて。サンパウロ、カッポン・ボニート、イタペチニンガからの選手を含め、男女力士、約百二十人が個人戦を行う。
 「灯篭流しの前に、ぜひどうぞ」と、案内の大瀧多喜夫さんは来場を呼びかけている。

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