ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2006年12月6日付け

 選挙高裁は今年の大統領選挙で選挙費用としてルーラ候補が受け取った二十二件の献金について、説明を求めた。公的業務に携わる企業からの献金を禁じた公職選挙法に違反した疑い。労働者党の弁護士は事前に確認し、違法な点はないと主張。
     ◎
 パラー州政府は四日、アマゾン川北部地方に七つのブロックからなる、総面積一五〇〇万ヘクタールの自然保護区を設置した。アマパー州、アマゾナス州で過去に設置された保護区やインジオ居住区を合わせると、総面積一億六五〇〇万ヘクタールに達する世界最大の熱帯雨林保護地区の誕生となる。
     ◎
 サンパウロ州ペルイーベ市で二日未明、二人組の男がソロカーバ市から観光に来ていた十三人を宿泊先の別荘地で襲い、携帯電話などを奪った。その後、犯人らは女性(21)を連れ去り、一人が茂みで暴行した。警察は刺青を手がかりに犯人らを追っている。
     ◎
 ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市近郊のファベーラで四日、軍警と犯罪組織メンバーの銃撃戦の流れ弾二発が二十歳の女性の頭に命中した。妊娠四カ月の女性は子供を流産し、現在も重体。怒った付近住民がタイヤを燃やすなどして幹線道路を封鎖した。
     ◎
 最近、零細企業の合併や共営が多い。だが長年知った友人や身内を招くのは、親しさが裏目に出て最低だという。格言では「共営者は二人だけ。三人(一方の妻)は多すぎる」「理想の共営者は妻。結果が良くても悪くても同罪」「共営の失敗は九九%、責任(知識、労働、資金)の提供範囲があいまいであること」。

image_print