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元シニア小田さんが来伯=サンパウロ州・パラナで川筋太鼓公演

2007年1月9日付け

 JICAシニアボランティアとしてブラジルでの和太鼓普及に努めた小田幸久さんが今月十七日から、地元福岡県の川筋太鼓の「楽鼓座(らっこざ)」のメンバーなどとともにブラジルを訪れる。滞在中はサンパウロ州、パラナ各地でワークショップ(和太鼓講習会)を行うほか、各地で「第二回川筋太鼓大会」と題した太鼓公演を実施する。アチバイア文協和太鼓部の青山明政部長をはじめ、斎藤リカルド・アルモニア教育文化協会理事、元JICA日系社会業務統括でブラジル川筋太鼓協会の佐々木弘一顧問、島田謙二同副会長(ひまわり太鼓)が案内に訪れた。
 川筋太鼓は一九六二年、炭坑事故の犠牲者の慰霊碑を建設する資金づくりを目的に、福岡県穂波町で始まったもので、「楽鼓座」は一九九一年に穂波川筋太鼓保存会として結成された。
 川筋太鼓保存会の会長を務める小田さんはシニアボランティアとして活動中、各地で四十以上の太鼓教室をつくり、指導者の育成や子どもたちの指導に当たった。「約三千人の生徒たちを育成した」と青山部長はいう。
 今回は小田さんはじめ西口勝さん(楽鼓座リーダー)、西脇祐輔さんの計三人が来伯。三十日までの滞在中、アチバイア、ロンドリーナ、プレジデンテ・プルデンテ、サン・ベルナルドで生徒や弟子たちとの再会、ワークショップと一般公演を予定している。西脇さんはワークショップ後もロンドリーナに残り指導に当たる。
 「小田先生がいなかったらこんなに和太鼓がブラジルで普及はしていなかっただろう」と述べる青山部長。今回のワークショップなどを通じ「今後も一層、太鼓が発展してゆけば幸い」と話している。
 ワークショップ・公演予定は次の通り=【ロンドリーナ】二十日午前九時からワークショップ、午後七時からマリスタ劇場で公演。【プ・プルデンテ】二十三、二十四日、会場・時間は未定。【アチバイア】二十五日午後十二時半からワークショップ、二十六日午後八時からセントロ・デ・コンベンソンエスで公演(入場料は前売り券十五レアル、当日券二十レアル、子ども・学生・六十五歳以上は十五レアル)。【サン・ベルナルド】二十七、二十八日、会場・時間は未定。
 問い合わせは、ロンドリーナ=村口シウビオさん(43・9995・299)、プレジデンテ・プルデンテ=渡辺ベンジャミンさん(18・3223・5031)、アチバイア=青山さん(11・4416・1185)、サン・ベルナルド=斎藤さん(11・4368・9560)まで。

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