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大耳小耳

2007年1月17日付け

 正月早々、西林万寿夫在聖総領事は悲嘆にくれた。百周年の遅々とした進展具合に、ではない。二日午前九時過ぎにサンパウロ市北部ヴィラ・マリア区で起きた爆発事故で身近な人物が死亡したからだ。総領事の身辺警護を担当していた軍警の一人だった。前日の元旦は、新年祝賀行事などで午後十一時まで一緒だったとか。朝のテレビニュースで知った。「本当にショックでした」と夫人も振り返る。社交的で誠実な人柄だったという。せめてもの救いは、殺人事件に巻き込まれたのではなく事故だったことか。
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 商議所新年会の席上、西林総領事は百周年に加え在外選挙のPRもしっかりと。海外最大の登録者を誇るブラジル。中でもサンパウロ管内は一万二千人と飛びぬけている。今年は七月には参院選が実施される。企業進出盛んな昨今、在外選挙人登録増のためには企業駐在員の存在も欠かせない。総領事も登録促進を呼びかけていた。
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 ピエダデーデ市の文協で日本語教師をする加藤志保さんの気付きで教えてもらったことだが、十四日に同市の益田農場で行われた慈善福祉栗ひろいの会場には、ブラジルでは珍しく分別を表記した大きなゴミ箱があった。話しによれば、以前から続けていることらしい。小さなことだが、環境を意識したこうした活動がブラジルに少しずつ広がっていけば、嬉しいことだ。

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