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東西南北

2007年2月7日付け

 国会開会の二日目、多数の議員が欠席し、一年生議員ばかりが勇んで我こそはと登院した。一年生議員はマイクに近い席を陣取り、感激を込めて代表演説を行い応援演説者も現れた。同じく一年生のプラシアノ下議(PT=労働者党)は、代表演説の練習だと断って二回スピーチを行った。
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 昨年の工業生産は一昨年比二・八%増と〇三年以来の低い伸び。工業製品の売上も一・七%増と低調。レアル高、輸入品との競争が原因。
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 サンパウロ市連邦民事裁判所は五日、同市南部コンゴーニャス空港の主滑走路をボーイング737など三機種の航空機が七日以降使用することを禁止した。雨でスリップの恐れがあるとした検察の主張を認めた。民間航空庁は控訴する構え。主滑走路の改良工事は六月に開始予定。
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 サンパウロ州オザスコ市の市民病院で二日、看護師が生後三カ月の女児の左手人差し指の指先をはさみで誤って切断した。女児は気管支炎の治療で先月二十三日から入院。看護師は退院の日、点滴の管を左腕からとる際に、からまったばんそうこうを切ろうとしてミスを犯した。市は事故調査を行い、女児と家族への補償を行うと発表。
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 昨年九月から家族との連絡が途絶え、連邦警察が捜査していたイギリス在住の元ミスブラジルの女性(24)が三日、家族と連警に電話で連絡をとり、捜査は終了した。家族を含む誰にもわずらわされたくなかったと女性。五日にはロンドンにあるストリップバーの主人が、女性はダンサーとして九月まで働いていた、客に人気があったが突然店に来なくなったと証言していた。

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