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日本のダンス劇団「NOISM」=8,9日にSESCで公演

2007年2月8日付け

 日本のコンテンポラリー・ダンス劇団「NOISM」によるサンパウロ公演「NINA―物質化する生贄」が八、九日、サンパウロ市のSESCピニェイロス(Rua Paes Leme,195)で行われる。SESC(サンパウロ商業連盟社会サービス)と日本の文化庁が主催。国際交流基金サンパウロ日本文化センターが協力する。
 NOISMは二〇〇四年四月、新潟市の「りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館」で設立。日本全国公演のほか、〇五年にはニューヨーク、カナダのモントリオールで開催された「ジャパニーズ・コンテンポラリー・ダンス・ショーケース」に参加した。
 同劇団芸術監督の金森穣さんは、欧米のバレエ団などに所属後、〇一年からフリーの演出振付家、ダンサーとして国内外で活動している。
 公演する「NINA」は、金森さんが演出、振付。フランス国籍のベトナム人作曲家TON・THAT・ANの音楽により、現実の中での道のフィクションを描く現代ダンス作品。
 公演は両日とも午後九時から。入場料は一般二十レアル(六十歳以上、学生は半額、商業およびサービス業従事者は七・五レアル)。会場で販売している。

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