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08年は創立55年式典も=新年祝賀会で大いに歓談=山形県人会

2007年2月16日付け

 ブラジル山形県人会(荒木克弥会長)は第五十四回定期総会を十一日午後二時から、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で行った。会員ら約五十人が出席した。
 議長は国井精副会長が務めた。開会に先立ち、先没者の霊に一分間の黙祷を行った。
 荒木会長は、「理事会には毎回多くの理事が出席、真剣に会運営に携わっている」と話し、〇八年の百周年や創立五十五周年事業に関する議論も行いたいとした。
 〇六年事業報告では、年度末時点での会員が五百八十二人であること、昨年行われた山形民謡大会で県人会員が優勝、東北六県・北海道親睦演芸祭では総合成績一位になったことが報告された。県技術研修生として、山形を訪れた斎藤小百合アレサンドラさんが帰国あいさつを行った。
 内谷敏会計理事による〇六年度決算報告では、前年度繰越金四千八百六十レ、収入六万八千三百六十レの計七万三千二百二十レが総収入であったことを報告。支出では六万八千二百九レを計上、五千十レが繰越金として報告、事業報告ともに承認された。
 〇七年度事業計画では、従来の年間事業に加え、七月のフェスチバル・ド・ジャポンへの参加、〇八年の同会創立五十五周年式典の実施などが承認された。
 予算案は繰越金を含む七万八百八十九レを収入とし、七万五千九百レが支出となっている。この予算案に関しては、監査役から、過去三年間の支出の平均を取ったものであることが確認された。
 なお、斎藤弘県知事から、七十五歳以上の高齢者に賀詞が送られたことが発表された。賀詞を送られたのは次の六人。沢口恒夫(SP)大津まさえ(グアタパラ)、小林つえ(ロンドリーナ)、大山みどり(同)、秋葉隆三(アサイ)、岩瀬重男(ノーバ・エスペランサ)(敬称略)。
 県民歌を斉唱した後、婦人部の真心を込めた昼食が振舞われ、新年祝賀会が催された。会員たちは笑顔で歓談、県人会の発展を誓い合っていた。

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