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「掃除の同志」拡がる――日本から参加者迎え25日大会――ブラジル人の間でも

2007年2月23日付け

 ブラジル「掃除に学ぶ会」(玉根丈之会長)は、第十二回ブラジル掃除大会を催す。二十四日にロドリゴ・アウベス校のトイレを、二十五日には、パウリスタ大通りを清掃する。日本からの参加者(掃除に学ぶ会=東京都目黒区、鍵山三郎会長=のメンバー)八人が来伯し、約千人が清掃活動を行う予定だ。
 毎年九月に行われていた掃除大会だが、今年は二月に変更。清掃活動はブラジルにも普及されつつあり、全国から「掃除のノウハウを教えてほしい」という問い合わせがあるという。
 「ゴミを出すから汚れる。ゴミを出さないことにエネルギーを使う」と、訪伯団団長の古澤丈男さんは日本での活動を紹介。「一度やってきれいになるものではない。積み重ねて、自発的に参加していく人を増やしていきたい」。
 同会は、今年の九月にブラジルの支部を集めて、タツアペ区で掃除をしたいという。同地にはブラジル人が中心となって、サンパウロで四つ目の支部ができ、月に一回清掃活動を続けてきている。
 第十二回掃除大会は、二十五日午前八時にクラブ・オムス(Av.Paulista 735)集合、午前九時に掃除を始める。ゴミ袋を持参の上、当日の参加を歓迎している。

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