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伯音楽の魅力伝えたい=パンデイロ教室の発表会

2007年3月8日付け

 パンデイロ最高――!日本語雑誌『ブンバ!』で行われているパンデイロ教室の生徒らによる発表会が六日夜、サンパウロ市ベラ・ヴィスタ区のライブバー「Villagio・Cafe」であった。
 五年ほどまえから始まった同教室は、パーカッショニストであるピンパ氏の指導のもと、約十五人が練習している。
 初めての舞台となった今回、生徒たちは、多少照れながらも真剣な表情で日頃の成果を披露、約三十人の観客が惜しみない拍手を送った。バンド「Futricando」がショーロやオリジナルのアンサンブルを奏で、伴奏も務めた。
 パンデイロ歴数カ月の中尾衣里子、菅野淑子さんは、「舞台では変な汗をかいたけど、楽しかった」と汗をぬぐった。
 今月中旬に帰国するカンポリンポ日本人学校の教師、三浦将大さんは妻、朋子さんとともに約一年練習した。
 「いい思い出になった。日本の子供たちにブラジル音楽の魅力を少しでも伝えられたら」と話し、帰国後も練習を続けたいという。
 会場に訪れたアナルシア・ピントさんは、「みんなとても楽しそうだった。素晴らしい日伯の文化の融合だった」。ピンパ氏は、「とてもよかった。生徒たちを誇りに思う」と感想を述べた。
 編集長の細川多美子さんは「舞台に立った生徒も見にきた人もブラジルのスピリットを感じてもらえたのでは」と笑顔を見せ、パンデイロ教室への参加を呼びかけた。
 練習は、毎週月曜日午後七時半、隔週金曜日の午後一時からの二回。講習代は二十レアル。初心者歓迎。申し込み・問い合わせは同編集部(電話11・3141・3031)まで。

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