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大耳小耳

2007年4月4日付け

 二十八、二十九日に開かれたプレスツアーで、水質汚染が深刻なサンベルナルド市のビリングス湖を訪れた際、遊泳禁止と看板が立つ湖の中で、地元住民が気持ちよさそうに泳いでいる姿がみられた。これを見て他の記者が一緒に泳げるかなといったら、「湖の水になれた住民でないと病気になりますよ」と合いの手が聞こえてきた。同市の水質改善計画で将来、同湖でだれもが気持ちよく泳げるようになるのを期待したい。
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 三月二十六日から二十九日までスウェーデン王国のカール十六世グスタフ国王とシルビア王妃が日本を公式訪問した。同王妃は生まれこそドイツだが、四歳から十四歳までの性格形成期をサンパウロ市で送ったことはあまり知られていない。ドイツ人駐在員の父親とポルトガル系二世のブラジル人を母親に持ち、ドイツ系のポルト・セグーロ校に通っていた。ドイツに戻り同王室に嫁いだときは「外国人の平民王妃」との中傷まで受けたとか。
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 ブラジル日本文化福祉協会事務局では、現在女子事務員を募集している。日ポ両語の会話ができ、どちらかの言語で文書作成ができること、ワード、エクセル、インターネットが使えることが条件。夜間、週末の残業有。詳しくは文協事務局(電話=11・3208・1755/担当ハセ)まで。

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