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ここから百周年展が始まる=聖市=戦後日系美術家「懸け橋」展

2007年6月13日付け

 戦後にブラジルへ移住した日系美術家十二人による作品展「懸け橋―戦後移民芸術家の歩み(TRAVESSIAS-Os Caminhos de Artistas Imigrantes do Pos-Guerra)」が十九日から七月十五日まで、聖市モルンビー区のアプセン文化センター(Centro Cultural Apsen-Av Morumbi,5594)で開かれる。
 「ブラジルと日本、二つの文化の懸け橋に」との思いを込めた同展。今回出展するのは、近藤敏、小原久雄(故人)、若林和男、廣田健一(故)、金子謙一、金子まりこ、細井戸三枝、越石幸子、鈴木章子、楠野友繁、鈴木幸男(故)、豊田豊の十二人。
 日本での芸術運動を経て五〇年代から六〇年代にかけてブラジルに移住。絵画や彫刻、工芸など伯国美術界の各方面で活動を続けてきた人たちだ。
 戦後移民アーチストによる作品展は四回目。これまでに在聖総領事館多目的ホール、南麻州カンポ・グランデ、そして昨年はロンドリーナで開かれている。今回は若林氏と豊田オスカルさんがコーディネイターを務める。
 当初、今回の会場から来年の移民の日にあわせた開催が打診されたが、百周年の前後での実施は難しいことから、一年早く開催されることになったという。
 新作、故人の作品など約三十点が出展される予定。出展者の一人、画家の若林和男さんは「規模は小さいが、ここから百周年に向けた展覧会がはじまります。しっかりとした作品を並べたい」と話した。
 十九日午後六時から会場でイナウグラソン。西林万寿夫在聖総領事も出席の予定。期間中は火曜から土曜が正午から午後八時、日曜は正午から午後六時まで。月曜休館。

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