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サントスで日本移民祭り=若者文化中心に21日から

2007年6月16日付け

 笠戸丸文化福祉協会(吉加江ネルソン会長)主催の「ブラジル日本移民祭り」が今月二十一から二十四の四日間、サントス市のメンデス・コンヴェンション・センター(Av,Francisco Glicerio 206, Gonzaga Santos)で開かれる。
 スダメリス銀行、さくら醤油、サンパウロ青年図書館の後援。在聖総領事館、サントス市役所、サントス日本人会、FIESP(サンパウロ州工業連盟)、ジョー間部画廊、ABCジャパンが協力している。
 同イベントは若者を主な対象としたもの。会場では日本食が販売されるほか、次のようなイベントが実施される。
【講演『日本のファッションの美学』】講師は佐藤クリスチアーネ・ブラジル漫画家協会(Abrademi)会長、二十一日午後六時から七時半。【CGによるマンガアートのワークショップ】コンピューターグラフィクにおける描写の手法や擬態語などについて。二十二日午後七時から八時半。【ヴィジュアル・コンクール】来場者による日本のポップカルチャーとオリジナリティーを意識したファッションコンテスト。二十三日午後五時から六時。【弓場バレエ公演】二十三日午後七時から九時。
【パラパラコンテスト】テクノ音楽をバックにした振り付けダンスのコンテスト。二十三日午後七時。【白虎太鼓公演】福島県人会スザノ支部太鼓グループの公演。二十四日午後七時から九時半。【コスプレコンクール】アニメの登場人物の格好を模した「コスプレ」のコンクール。二十四日午後三時から五時。【デザインのワークショップ】日本のポップデザインをコンピューターで作成するワークショップ。【日系アート展】間部学、半田知雄、桧垣肇、福島近、上永井正、玉木勇治ら一世アーティスト六人、間部ユーゴ、島袋アデマール、岡本アヤオ、畑中ミドリ、ヤソシマ・カルロス、黒岩ワグネルら二世アーティストとの対比を見る日系アート展。
 吉加江ネルソン会長は、「百周年関連行事は、サンパウロを中心にイベントなどが考えられているが、サントスは移民が上陸した特別な土地。来年につなげたい」と話し、サントスの恒例行事にしたい考えだという。
 二十一、二十二の両日は正午から午後十時、二十三、二十四日は午前十時から、午後十時まで。
 入場には、五レアルと一キロの食料品が必要。
 詳しくは笠戸丸文化福祉協会(11・5573・6488)まで。

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