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写真展「種をまく」=近代美術館で9月まで=サンパウロ市

2007年7月21日付け

 日本の写真家、川内倫子氏の作品展「Semear(種をまく)」が十九日から九月二十三日まで、サンパウロ市イビラプエラ公園内のサンパウロ近代美術館(MAM-SP)で開かれている。
 同美術館のブラジル日本移民百周年事業の一環として開催されるもので、ブラジルの日本移民やカーニバルなど、川内氏がブラジル国内で撮影した作品七十点が展示される。
 川内氏は一九七二年生まれ。九七年からフリーランスとして活動、〇二年には、毎年写真の創作・発表活動において優れた成果をあげた新人に贈られる「木村伊兵衛写真賞」を受賞。国内をはじめパリ、ニューヨーク、ロンドンなど世界各地で個展を開催している。
 同展は国際交流基金、ブラジル日本移民百周年記念協会、Grupo Y. Yamada、サンパウロ新聞、ブラジル文化省が後援。基金二〇〇七年度海外展助成プログラム対象の選定事業として助成を受けている。
 期間中の開館時間は午前十時から午後六時(月曜休館)。入場料は五・五レアル(日曜日は無料、十歳以下、六十五歳以上は無料)。

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