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大耳小耳

2007年7月24日付け

 日本祭り初日の開演時間午後二時に到着してみると、思っていたよりも多くの人が詰め掛け、同祭りへの関心の高さがうかがわれた。ただ、残念なことに食のブースの販売を開始しているところが数えるほどしかない。販売関係者に聞いてみると「ガスがない」や「電気がつかない」、「水がない」などの基本的な設備が設置されていない。しかし、一部のところでは電気もガスも水も準備万端で販売を開始している。いかに初日とはいえ、五レアルの入場料を払って入った人もいたはず。こんなことで悪い印象を与えてしまったとしたら残念。
     ◎
 フェスティバル・ド・ジャポンの会場で行なわれた、パンアメリカンと海外日系人合同の国際カラオケ大会。会場では出場者に対しての応援が多かった。聞いてみると合同大会で知り合った人たちが参加しているので、応援しているとのことだった。出身国は違うのだが必死に応援する姿を見ていると、国境は関係ないことが感じられる。
     ◎
 三日間開催されたフェスティバル・ド・ジャポンは約十六万人訪れたと主催者側は話している。やはり日系イベントということもあり日系人や日本人の姿が多く見られた。しかし、非日系人の姿もかなりあった。日本語が分らないにも関わらず、日本の文化に興味があって見に来ている人が多い。今回の祭りで、日本の文化はしっかりと伝わっただろうか。
     ◎
 バストスの卵祭りでは、卵の早食い競争も行われた。今年で六回目。ゆで卵を十五分間にいくつ食べられるか、数を競う。今年は九人が出場し、クリスチアーノ・ダ・ルスさんが四十四個を食して優勝。早く食べる人は、卵一個を噛まずに飲み込むのだとか。「蛇みたいにね」と関係者は笑っていたが、たいした特技!?

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