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大耳小耳

2007年8月24日付け

 長崎の市民団体が実施する「高校生平和大使」にブラジル代表として選ばれた、リオ在住の藤川優美子さん(15、三世)とマルセロ・ドス・サントス・クレメロさん(15)が日本、韓国、ペル―の高校生らと二十三日、スイスのジュネーブにある国連欧州本部を訪れた。県連の日本祭りでも集められた七万九千人分の署名を届け、平和への思いを伝えた。何を見、何を感じたのか―。二人の帰国後の報告を待ちたいところ。
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 今月は中旬ごろから、まさに「来伯ラッシュ」。二大臣、五衆議に加え、静岡、山口から県知事が来伯。二十五日には千葉県知事も到着する予定だ。ブラジルを訪れる日本の関係者の多くが訪問するイビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑も、今週はほぼ連日〃開店〃状態。
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 その慰霊碑。最近になって公園の車乗り入れが厳しくなったため、当の県連関係者でさえ入るのに一苦労、という状態になっているようだ。事前に連絡していたはずの県人会長が入り口に来てみると「そんな名前はない」と言われることもしばしばだとか。「ジャポネスがこんな(スーツを着た)格好なんだから、慰霊碑に行くのは分かりそうなものなのに」とのボヤキも。