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二世〃役者〃日語の生きた台詞=ロンドリーナ=浪曲親友会の発表会で

ニッケイ新聞 2007年9月13日付け

 【ロンドリーナ】ロンドリーナ浪曲親友会(蓮田昭夫会長)の第六回発表会が、去る八月五日、当地の西本願寺会館で催された。蓮田会長をはじめとする会員、協賛団体の演芸愛好者らによって、浪曲、個人舞踊、団体舞踊、軍歌、時代劇、寸劇など八十三種目が繰り広げられた。会場にはおよそ三百人が詰め掛けた。
 蓮田会長が、日本の大衆芸能を少しでも、より長期に、子孫に継承させていきたいから、この発表会を続けている、とあいさつ。
 会長の気持ちを具現したかのように、象徴的なのは親友会二世たちの寸劇の巧さ。「バカ息子の嫁探し」は、せりふすべてが日本語。それも観衆を笑わせることができる生きた日本語だった。
 協調出演で舞台に上がった他団体は、元千代の会、熊本婦人会、誉婦人会、ルビアセア、カンベ、村上舞踊会、アセル、仏教婦人会、ACROL、イビポラン、ミチカラオケ、アリアンサ婦人会などの芸達者たち。
 最後に福引があり、会員から寄せられたコメ、石鹸、日用品が景品として入場者たちに贈られた。(中川芳則通信員)

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