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椰子の歩道に七夕飾り=賑わったペルイーベ星祭り

ニッケイ新聞 2007年10月23日付け

 サンパウロ州ペルイーベ市役所主催の「第一回ペルイーベ星祭り」が今月十二日から十四日まで、同市内のシッコ・ラチン広場で開かれ、連日多くの来場者で賑わった。
 期間中は、書道や折り紙など体験できる日本文化コーナーに加えて、焼きそば、寿司、餅などの日本食コーナー、バザーコーナーなどを設置。後援の中沢宏一宮城県人会長によれば、「それぞれ売上もよく、主催側の市役所も満足する結果だった」。
 二列のココヤシの木が植えてある会場前の歩道には七夕を飾った。またブラジルの子供の日にあたる十二日には、鯉のぼりを高さ十数メートルの高さであげた。「強風も手伝い勢いよく鯉が泳いだ様は見事だった」という(中沢会長)。
 このほか「ミス・ペルイーベ」コンテストや阿波踊り、市立交響楽団の演奏、太鼓や歌の披露など芸能コーナーが盛りだくさんで、来場者の人気をあつめていた。

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