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永田建太郎氏

ニッケイ新聞 2008年1月5日付け

 (社)日本ブラジル中央協会常務理事・事務局長の永田建太郎氏が一日、入院先の病院で亡くなった。享年八十三歳。
 一九二四年五月、神奈川県川崎市生まれ。四六年に大阪大学工学部を卒業後、藤永田造船所(のち三井造船と合併)に入社。七五年からブラジル三井造船代表取締役としてリオデジャネイロに駐在し、同地日本商工会議所専務理事などを務めた。
 八三年に帰国後は三井造船エンジニアリング取締役を経て八九年から日本ブラジル中央協会に勤務。常務理事・事務局長を務め、会報「ブラジルニュース速報」の編集にも携わった。
 昨年八月から入院加療中だった。日本の関係者によれば、今年六月の百周年式典への参加を希望していたという。
 通夜・葬儀は、故人の遺志により近親者のみで執り行われた。

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