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生長の家=47万レを歳末助け合いに=7月に百周年へ20万レ寄付

ニッケイ新聞 2008年1月11日付け

 生長の家ブラジル伝道本部(岩坂吉彦理事長)は十二月二十日、第三十九回目となる恒例の歳末助け合い運動の贈呈式をサンパウロ市のサンパウロ日伯援護協会本部で行った。岩坂理事長は「全伯の会員から寄せられた心のこもった浄財です。クリスマスと年末年始を心豊かに過ごしていただければ」とあいさつし、日系福祉団体をふくめた三十六団体代表者に一人一人手渡した。
 受け取った団体を代表して援協の森口イナシオ会長が感謝し、最後に伝道本部の村上泰輔副理事長が閉会の言葉をのべた。
 これを含めて、全伯に百十八カ所ある教化支部では所在地区の慈善組織など計五百八十団体に、総額四十七万レアル相当のお金や物品を寄付した。
 これに先立ち昨年七月三十一日には、全伯の日本語教化支部から集められた二十万レアルが、移民百周年記念協会に寄付されていたことが分かった。
 向芳夫ラテン・アメリカ教化総長と岩坂理事長が、同協会事務所を訪れ、上原幸啓理事長と松尾治執行委員長に手渡した。岩坂理事長は「百年に一回の大事な行事。記念祭の成功を祈っています」と励ますと同時に、「いろいろな面で協力します」と約束した。
 これに対し、上原理事長は「本当にありがたい。これが呼び水になれば」と感謝した。
 いかに人数が多いとはいえ、日本語教化支部は高齢化が進んでおり、そこからこの金額を集めるのは簡単ではなかったようだ。
 伝道本部広報によれば、「白鳩会会員らは祭典当日の団体舞踊に参加するため、すでに熱心に練習を重ねている」という。

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