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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年2月14日付け

 宮城県人会で現在、会館前の空間に高さ一・六メートルのこけしや、灯篭などを設置している。竹組や松島をイメージ?した松の盆栽なども置き、「宮城色を出した」(中沢会長)とのこと。同会ではあわせて舞台用の更衣室も増設、これらのイナウグラソンを十五日、毎週金曜に開いている金曜親交会の席で行なうそうだ「サンバチームを呼ぼうかな」と中沢会長。
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 イグアッペは「日本人植民地発祥の地」(Berco da Colonizacao Japonesa)として法令にまでなった。そのような正式化はされていないが「日本移民の発祥の地」(Berco da Imigracao Japonesa no Brasil)といえばノロエステとのイメージが強い。正し、笠戸丸移民と縁の深いモジアナ線のリベイロン・プレットも同名称を使っている。ノロエステの中でも、上塚植民地から始まったプロミッソン市はとくに同名称を市役所が強調している。上手に共存して欲しいものだ。
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 ポ語版のNHKドラマ『ハルとナツ』の放送日程がようやく正式に決まった。バンデイランテスTV局広報によれば、二十五日午後十時から開始で、八夜に分けて放映する。もちろん日本でデジタル方式により製作されているので、デジタル放送になる。もし、デジタル受信が可能なら、臨場感たっぷりの高品質の画質と音質が楽しめる。

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