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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年3月25日付け

 二度目の南米公演を終えた荒馬座。前回はブラジル国内の公演はサンジョアキンだけだったため、今回が初の本格的なブラジル公演となった。特に、日頃日本文化に触れる機会のない南伯地域では、ことのほか好意的に迎えられたようだ。同行したイグアス太鼓工房の澤崎さんによれば、クリチバーノス(ラーモス移住地)で一千人、サンジョアキンで六百人、フロリアノポリスで八百人、クリチーバでは千二百人が来場。中でも、市のイベント会場で行われたジョインビレ公演には、約四千人が訪れたという。ドイツ・イタリア系など、非日系の来場者も多かったとか。
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 二十三日に千秋楽を迎えた大相撲三月場所。ブラジル出身三力士のうち、友綱部屋の魁聖(三段目西十四枚目)は五勝二敗で勝ち越し、魁ノ浜(序二段西四十枚目)も四勝三敗の勝ち越しと好結果を残した。幕下西二十四枚目の孝東(玉ノ井)は残念ながら一勝六敗。

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