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東西南北

ニッケイ新聞 2008年4月18日付け

 ブラジリア総合大学の臨時総長には六十七歳で労働党とつながりのある法律学者のロベルト・アギアル氏が任ぜられたが、総長用のアパートに住む気も総長用の公用車を使う気もないという。学生の本部棟占拠はまだ解除されていないようだが、聖州のサンパウロ連邦大学(Unifesp)の総長も、ディズニーランドへの旅行など、公私混同も甚だしいコーポレートカード利用で槍玉に。Unifespの学生たちも総長退陣を求めて様々な抗議行動を起しているが、十七日現在本部棟占拠には至っていない。
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 昨日の本紙で報じたリオ市のヴィラ・クルゼイロ近隣では、特殊部隊と密売者たちとの抗争で、デング熱患者に対応するためのテントにも弾が飛び込み、大騒ぎ。作戦ではバリケードに使われたバスの撤去なども行われたが、婦人一人が負傷した。テントで治療を受けていた人たちの中からも気分が悪くなった人が三人出たという。
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 何かと事件の多いリオ市だが、リオ州では、私立警官や警備員など、安全対策のために雇われている人は二百万人ともいわれ、六年間に商店やサービス業者、観光業者らが支払った給料も二百八十七億レアルと。ただし、平均的な月給は七百レアル。命の危険に曝される可能性を考えると、満足の行く額か否か。
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 先月十八日に、三歳の男の子が坂道に停車していた車のハンド・ブレーキをはずしたために起きた事故で左足を膝から切断された四歳のガブリエラちゃんがやっと退院し、両親と生活できるようになった。事故の当事者は誰もガブリエラちゃんを救助しようとしなかったという悲しい事件に一筋の光。

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