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サンパウロ州公務員協会が式典=100周年を記念=日系人を顕彰

ニッケイ新聞 2008年4月26日付け

 二十二万人以上の公務員で形成されているサンパウロ州公務員教育文化協会(AFPESP)は、七日、同協会の本部で式典を開催し、ブラジル日本移民百周年記念イベントの発表会を行った。
 「ブラジル二〇〇八―ブラジル日本移民百周年」プロジェクトでは、AFPESPの代表として監査役のエリザベス・マスノ氏を調整役に抜擢し、開催する計画をしている。
 同プロジェクトは、折り紙講座、日本酒講座、茶道のワークショップ、ビデオの試聴会、伝統的な踊りの紹介などを行う。
 また、同プロジェクトに含まれている展示は、今月二十八日まで同本部内で一般向けに行われている。情緒豊かな日本の歴史を見ることができる。
 開会式では、会場に企業家や知識人たちが数多く訪れ、太鼓グループの「レイコ」を堪能した。太鼓の発表に続いて、来賓のあいさつ、日伯両国民が同化する過程で、同協会設立に寄与した会員の表彰が行われた。
 元USP副学長のセイジ・ヒラノ氏、弁護士のシセロ・ハラダ氏、マサオ・シモサカ氏、ジェラルド・トミタ氏、控訴院判事のロッケ・コマツ氏、警察代表のチョウジ・ミヤケ氏、その他、ブラジル文化福祉協会や在サンパウロ日本国総領事館など、約四十人に対して証書が贈られた。
 開会式には西林万寿夫総領事、飯星ワルテル連邦下院議員、高山ヒデカズ連邦下院議員、上原幸啓文協会長、安部順二モジ市市長、神谷牛太郎サンパウロ市議会議員らが出席していた。

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