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聖南西、聖北の歌上手120人=日本移民百周年を紅白歌合戦で祝う

ニッケイ新聞 2008年4月29日付け

 【レジストロ】日本移民百周年を祝って、聖南西文化体育連盟(森圭一エリオ会長)、聖北日本歌謡連盟(宮村明子会長)共催の第一回紅白歌合戦が、十三日午前九時半よりレジストロ・ベースボール・クラブ会館で行われた。
 開会式は、西森明美(ABRAC)ブラジル日本歌謡連盟会長、森圭一エリオUCES会長、宮村明子聖北日本歌謡連盟会長、佐々木悟レジストロ・ベースボール・クラブ会長、清水武レジストロ文協会長、山村敏明聖南西地区及びリベイラ沿岸地区「日本移民百周年」祭典委員長、那須野英男レジストロ市「日本移民百周年」祭典委員長の挨拶、祝辞があった。
 金子国栄実行委員長は、イベント開催に当たり協力した人々と会場を埋めた約四百五十人の聴観衆にお礼を述べた後、次のように挨拶をした。
 「私たち人間が生きて行くには歌は欠かせないと思います。今年移民百周年を迎える日本移民は、悲しい時も嬉しい時も日本の故郷の歌を歌い、それを糧にして自分を励まし、慰め、喜び、人生を生き抜いたことと思います。現在カラオケは、ブラジルで大いに普及されています。非日系人で驚くほど日本の演歌を上手に歌う人が大勢います。ABRACやUPKの選抜カラオケ大会のように七百人以上もの出場者が二日間、あるいは三日間と歌い続ける大きな大会は、日本を含めて世界中どこにもないと思います。私はカラオケを通じて多くの友人を持つことができ幸せです。ここ二、三年聖南西、聖北のカラオケ愛好者の友好関係が深まり、今日レジストロで日本移民百周年を祝い、この催しをみなさまのご協力の下に開催できたことは大きな喜びであります」。
 また西森明美ABRAC会長は、お祝いの言葉を述べた後、今から十数年前、幼い頃ABRAC大会に出場し、上位入賞した上野智恵美さん(現在日本で歌手として活躍している南かなこさん)のポスターを持参して、彼女のブラジル公演(五月二十一日=サンパウロ、二十二日=サンベルナルド・ド・カンポ、二十三日=ロンドリーナ、二十四日=カンポ・グランデ)の宣伝に努めた。
 二十五地区から選抜された出場者は紅組の歌手が舞台の右手から、白組の歌手が左手から現れ、中央で握手をし、舞台の真ん中に据えられた階段を腕を組んで下り、右側に紅組、左側に白組それぞれ六十人ずつ、合計百二十人が衣装に身をかため整列した。
 熱唱に熱唱が繰り広げられ、中間発表では紅組がリードしていたが、十三人の審査員の審査結果により69・007・00対68・945・20で白組が勝利を飾った。
 ABRAC大会やUPK大会入賞の常連も多く参加し、レベルの高いこの紅白歌合戦に観衆は大きな拍手を贈った。出場者全員に記念品とメダルが手渡された。
 この歌合戦では、白組ソロカバの新出好章さん、アチバイアの矢野正巳さん、紅組はイツーの岡本朱美さん、ピエダーデの宮沢エリザさんが応援団長として活躍、観客を沸かせた。
 午後七時半三十分、賑やかな歌謡フェスチバルは終わった。その後、親睦夕食会があり、カラオケで友好を温めた。

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